今回は またまた模型の話をすこし、 プレゼン時に模型を提示する意味をご紹介したいと思います。
もちろん、建物の外観、内観の全体形状をわかりやすくお伝えするのには有効な手段なのですが
意外と project 完成後クライアント様に模型よりパースの方が 分かり易かったと言われることもたまにあります。 模型を製作する上で ・外観の大きさを確認する
・全体の部屋のつながりを確認する
・光の差し込み具合、または漏れ具合を確認する
などなどがわかりやすく確認していただけます。
弊社では模型で提案する行為は必須ではないのですが 私自身 設計者も模型を作成しながら 高さであったり大きさのバランスが悪くないかを確認することが可能です。
最後の項目の光関係の確認なんかは非常に有効です。
以下の写真は保育園を改修した時の模型です。


保育士の方が何処にいても子供達の姿を確認できるよう 各教室 〜廊下〜トイレ間の視界を出来るだけ解放するようなPLANとしています。
平面図上で見てみるとイマイチその視界のつながりがわかりにくかったため模型を作成しご提案させていただきました。

写真中央はトイレとなっています。一番事故が起こりやすいとヒアリング時に伺ったので あえてトイレをPLANの中心に配置、腰壁から上部は透明のアクリル板をはめ、視界を広げました。
模型と完成写真で若干形状が変わってますが、、、出来上がりはこんな感じです。

といった具合にクライアントに伝えたい内容によって「模型」「パース」「カタログ」などなど
ケースバイケースであらゆる手段を用いてご提案させていただいております。
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