先日「新旧を繋ぐ家」 無事お引き渡し完了しました。
既存建物の純和風のデザイン+構造を残しながらも必要な箇所は新規デザインを採用しながら計画したProjectです。
既存の和テイストと新設部の新たなデザインをバランスよく対比するデザインとしました。
1階に関しては一部間仕切壁位置を大胆に変更したため、建物全体の柱、梁、耐力壁の構造検討を行い建物の耐久性+安全性もしっかりと確保する計画としています。
毎度ながらこの手もリフォームは 工事が始まり建物の内部を確認しないと既存の構造が確実にわからないため 構造の老朽化による是正や、構造材が既存図面と整合していないことによる部材の追加etcによる多少の建築費の増加が発生することが多くあります。 今回も多少の増額はあったものの、我々設計者と工務店、建築主様の三者が協力し協議を重ねる事するで 大きな問題も無くお引き渡しを終えることができました。
エントランスの塗り壁+天井の板貼は既存仕上げを残しつつ 中央にアクセントとなる石貼の壁を新たに設置
LDKは新たな仕上げとしましたが和室は既存仕上げを利用
キッチン上部トップライトは既存を利用しつつ新たにルーバーを設置しぼんやりと自然光が降り注ぐように改修 このような感じで 既存の古い意匠と新しく作る意匠を違和感無く綺麗に仕上げるデザインを目的に試行錯誤を繰り返した案件となりました。 Work ページにその他箇所写真もアップしてますのでよろしければご覧ください → WORKページ竣工写真へ
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